トリニータ談話

感じたまま正直に。

 ホーム最終戦 ザスパ群馬に勝利し 有終の美を

 大分トリニータは11月3日、リーグ最下位のザスパ群馬とホームのレゾナックゾーム大分でリーグ第37節の試合を行った。
 
 なお、試合等詳細については画像を交えて。


             試合会場では大勢のサポーターが入場開始を今か今かと。

             

大分の応援席。              群馬の応援席。

  

           両チームの先発メンバー。

           


  試合は大分のキックオフで14時03分に開始、大分はホームでこれまで18試合行い勝利は僅か3試合、不甲斐ない成績に選手は奮起したのか立ち上がりからボールを保持すると素早いパス回しで攻撃を仕掛ける、再三惜しいチャンスを作るも最後の詰めが甘いのか判断が悪いのか得点までは。


 それでも選手は今シーズン限りで引退するMF7・梅崎選手に何とか出場機会をと大量得点を奪いに行くも群馬も体を張り攻撃を阻止し緊迫したゲーム展開に、お互い決定機を作るも得点を挙げることなく前半は「0vs0」で終了。


 後半に入っても大分がパスを上手く繋ぎが主導権を、50分過ぎゴール前の混戦からDF3・デルランが倒れこみながらシュートを放すときれいにゴールネットを揺らし大分が待望の先制点を、デルランの2試合連続の得点に勢いに乗った大分が62分にもMF10・野村の折り返したボールにいち早く反応したMF6・弓場がシュートを放すとこれまたゴールネットを揺らし追加点を。


                            本日の入場者数。

                            


 群馬も負けられないと選手を交代し反撃に、2点リードし気が緩んだのか群馬の素早い攻撃に防戦一方に、何とか凌ぎ後は退団する梅崎の出場を待つのみとここまでの筋書きは良かったが、守備が乱れ簡単に得点を奪われ「2vs1」に。


 それでも片野坂監督、最後の最後に野村に替え梅崎を投入、野村からキャプテンマークを腕に巻いてもらいピッチへ。


掲示板に選手交代が。           弓場に迎えられ梅崎がピッチへ。

  


 梅崎登場に本日最大の声援が、梅崎が入ったことにより試合も締まりキッチリ1点を守りきり「2vs1」試合終了、梅崎も何度も攻撃に絡み有終の美を。


        試合が終わりピッチに倒れこむ両チームの選手。

        


 ペースを掴み優位に試合を進めたが苦しい試合だったが何とか逃げ切り2連勝、それも出場機会の少なかったDF3・デルランが2試合連続得点で、何と皮肉なことか。


 これで順位で15位まで浮上、最終戦も頑張ってほしい。


 試合終了後、セレモニーが行われ小沢社長、片野坂監督、GMを退任する西山氏、渡邊主将、退団する梅崎選手の挨拶があり滞りなくセレモニーは終了した。
                  
          スタンドの観客に挨拶する選手。

          

梅崎選手の胴上げ。                                        家族で楽しむ選手たち。

  

 
 何とかホームで4勝目、19試合を行い僅か4勝、大声援を受けて地の利を生かすこともなく情けない、明言はしないが片野坂監督は続投するのかと、リーグからの救済金もなくなり上手くスポンサーが残ればいいが。


 巷では今のサッカーは面白くないと、大分のサポーターは高齢者が多い、ボールをちまちま回すよりもっと素早く攻めなければと、今の戦術では点が取れない攻撃が少しでも遅れたら相手はブロックを敷いて守る、よっぽど個人技が優れてなければゴールを奪うのは難しい気も。


 次の試合は10日、アウェーで仙台とキッチリ勝利し来季に繋げてほしい、シーズンが終われば選手のストーブリーグ、どうなることやら。

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