清水戦「1vs2」の負け 戦術は丸裸 下平サッカー終焉か
7月9日の日曜日、大分トリニータはレゾナックドーム大分に今季J2に降格した清水エスパルスを迎えJ2リーグ第25節の試合を行った。
今日も九州北部は大雨の予想、運がないトリニータだがそれでも午後にはその雨も小康状態に、何といってもこの試合は大分県民デー大勢に来場してもらい楽しく試合観戦をと天気の回復を願うばかり。
試合等詳細については画像を交えて。
大型電光掲示板に対戦カードを表示、開始まで後50分。
会場内では色んなイベントが行われた。
大分美少女図鑑のパフォーマンス。 佐藤くららミニライブ。
北G裏応援席。 清水の応援席。
前半、両チームの円陣。 ゲームキャプテンの野村が気合を。
両チームの先発メンバー。
試合開始は19時03分、開始とともに清水の素早い攻撃が、大分は清水対策としてシステムを久しぶりに3:4:2:1に変更、変更虚しく激しハイプレスに押し込まれ大分は自陣で防戦一方、前線にはパスの出しどころもなくバックパスでGKに返すばかり。
ボールを奪い合う両チームの選手。
9分過ぎディフェンダーが苦し紛れに返したパスをGK24・西川がパスミス、相手に奪われ開始僅か10分で先制点を奪われる始末、今の大分は得点能力が低いので先制されると苦しい戦いに、その後も清水の攻撃に押しまくらるれも徐々に大分も流れを掴み好機を演出し野村、伊佐が続けてシュートは撃つもGK・権田の好セーブに遭い前半は「0vs1」と清水リードで終了。
前半終了、清水の得点はFW・乾。
ハーフタイムに「光を繋ぎ選手を応援」とペンライトの点灯を、ペンライトは1本2,000円と3,000円で大分FCが販売。
ホーム側スタンド。
ゴール裏とバックスタンド。
後半開始、大分は後半頭から2選手を交代し反撃にでる、49分過ぎ左から持ち上がったMF18・藤本がクロスを伊佐がつぶれ右サイドを駆け上がったMF27・松尾がゴールを決め同点、同点に追いつき流れは大分に。
戦況を見つめる下平監督とコーチ陣。
流れを掴み好機を作るも決定力のないフォワード陣は得点を挙げられない、逆に62分過ぎパスミスを奪われ、またもやFW・乾に技ありシュートを決めら「1vs2」と再び突き放される。
本日の入場者数、残念ながら1万人に届かなかった。
ロスタイムは5分、相手の攻撃にたまらずDF49・羽田が相手を倒し一発レッドカードを貰い退場で万事休すで残念ながら何もできず試合終了。
終了後、健闘を称え合う両チームの選手。 最終スコーア。
G裏のサポーターのヤジとブーイングに立ち尽くす大分の選手。
勝てない、ビルドアップと聞こえはいいがただ自陣でボールを回すだけ、攻撃の組み立てもなく前への推進力も乏しい、ボール支配率はリーグ1位だがただ持たされている感が、パス回数も上位とこれも自陣でGKとDFで回すだけ、おまけに相手のハイプレスに苦しまぎれにバックパスを繰り返し失点を、戦術は丸裸でシステム等を変更し対抗しても上手くいかない。
残念なのはJ1のサンフレッチェ広島から期限付き移籍で加入したFW21・鮎川峻、チーム活性化のため先発で使うかと思えば使わず、後半の途中からの出場、足も速いしボールも持て攻撃的でいつも裏狙いで、次は先発で使ってほしいが。
今節の負けで12勝6分け7敗で勝ち点は42、得点は30で失点は31、順位も5位に後退、何といっても得失点差が−1とは情けない。
J1への自動昇格圏どころか6位以内のプレーオフ圏も危うくなってきた、次の対戦相手はアウエーでロアッソ熊本、どうなることやら。
勝利を信じ家内と現地へ応援に、ホテルも取ったしあとはシニアのチケットを買うだけ。
頑張れトリニータ。
「 最後まで お付き合い頂き 感謝 」








